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営業職のキャリアプランの立て方!キャリアを伸ばすために必要な力とは

営業職のキャリアプランには、営業のプレイヤーからマネージャー・管理職、他職種への異動・転職、他の業界への転職など、様々な選択肢があります。

そのため、どのキャリアプランが自身に適しているのか分からないという人もいるのではないでしょうか

本記事では、営業職のキャリアプランの4つの例をご紹介します。また、キャリアを伸ばすために必要な力についても触れていきますので、ぜひ参考にしてください。

営業職のキャリアプラン4つの例


企業や業務内容によって営業職の仕事は大きく異なります。つまり、キャリアプランには幅広い選択肢があります。

具体的には、次の4つの例が挙げられます。

  • 営業職のマネージャー・管理職
  • 人事部、企画部など他職種への異動・転職
  • 他の業界へ転職
  • 経営者として独立

それぞれのキャリアプランについて詳しく見ていきましょう。

営業職のマネージャー・管理職

営業職のプレイヤーからマネージャー・管理職のポジションを目指すケースがあります。

マネージャー・管理職は、チームメンバーの能力を発揮させ、目標達成に導く役職です。

営業職として自身が商品やサービスを売る立場ではありません。チームメンバーの進捗管理や目標設定などを行い、チームの目標達成に向けて業務を遂行します。

チームメンバーの売上目標の達成度合いだけでなく、スキルアップやモチベーションの管理など、マネジメントスキルが必要です。

営業職のマネージャー・管理職になるためには、マネジメントスキルだけでなく営業職で多くの経験や知識を積み上げる必要もあります。

営業職の経験がない場合、現場やチームメンバーの状況が理解できず、効果的なマネジメントはできません。

加えて、客観的にチーム全体を分析する観察力や課題発見力、チームをまとめるリーダーシップなど、多様なスキルを習得しておくことが大切です。

人事部、企画部など他職種へ異動・転職

営業で身につけたコミュニケーションスキルなどを活かし、人事部や企画部など他職種へ異動・転職するのもキャリアプランの一つです。

人事部は、社員の採用や育成など従業員と直接関わる仕事が多くあるため、営業職で身につけたコミュニケーションスキルを活かせるでしょう。

企画部では、市場動向や顧客ニーズを把握した上でアイデアを出し、企画を立案します。

収集したデータを分析し、繰り返し企画を立案・実行し、改善し続けなければなりません。データの収集力と分析力だけでなく、アイデアの発想力や提案力も求められます。

また、企画においては、社内関係者・社外関係者・顧客などから様々な声を拾い、アイデアを考えます。営業職で身につけたコミュニケーションスキルや周囲を巻き込むスキルが役に立つでしょう。

他の業界へ転職

キャリアアップや年収アップを見越し、営業職として他の業界へ転職する選択肢もあります。

他の業界へ転職する場合は、業界の成長率や顧客ニーズ、今後の展望をチェックしておきましょう。停滞している業界よりも伸びている業界は売上が安定しており、年収にも影響を与えます。

また、伸びている業界には、新たなチャレンジに取り組んでいる企業もあり、社会人としての成長にもつながるでしょう。

他の業界でも営業職であれば必要とされるスキルはほとんど変わりません。今までの営業職の経験とスキルが役に立つでしょう。

しかし、転職前の業界と他の業界では市場動向などが大きく異なる可能性があるため、事前に学習しておく必要があります。

経営者として独立

営業職の経営者として独立するキャリアプランもあります。

独立する場合の具体例としては、営業代行や販売代理店、営業に関するコンサルタントなどの働き方が挙げられます。

営業職で培った経験を活かし、営業職の人材育成・教育を実施する講師として活躍するケースもあります。

独立するメリットは、時間を選ばず自由に営業ができる点です。

自分のペースで仕事ができる一方で、独立するということは自分自身の営業成果が全てになるということです。成果が上がらないと収入が不安定になる点がデメリットです。

営業職としての経験や知識が浅いまま独立した場合、顧客に対し功績や仕事ぶりをアピールする材料が少なく、成果が上がりにくくなる可能性もあります。

顧客の評価を得て継続的に仕事を獲得するためには、企業の一員として営業職の経験を積み、スキルを身につけておきましょう。

営業職のキャリアプランの立て方


営業職のキャリアプランの具体例は把握できたものの、どのようなキャリアプランが自身に適しているか分からないという人もいるでしょう。

キャリアプランを立てるためには、目標を立て、現状を客観的に把握することが大切です。

自身に適したキャリアプランを選択するためには、スキルやノウハウ、経験など目標までに必要な要素について十分に考えましょう。

①目標を立てる

まず、具体的な目標を立てます。目標を立てる際には次の3つのポイントを意識しましょう。

  • 具体的か
  • 達成できるか
  • 個人的か

目標は具体的な期日と内容を明確にすると、実現できる可能性が高くなります。

漠然とした目標ではなく、「いつ」「どのような仕事をしているのか」「ポジション」「年収」などをイメージし、紙に書き出してみましょう。

達成できない目標ではモチベーションは上がりません。

「1年後に達成できる目標を立てて達成する」ことを5年間繰り返すイメージで、5年後のキャリアプランを立てることをおすすめします。

また、キャリアプランはあくまで個人的なものです。

企業目標につながることが理想ではあるものの、自分の目標と企業の目標が混じってしまうと企業の動向に大きく影響されてしまいます。

そのため、自分と家族の将来像を意識して、キャリアプランを考えましょう。

②現状を客観的に把握する

目標を達成するためには、自身の現状を客観的に把握することが大切です。

営業職のプレイヤーからマネージャー・管理職へのキャリアプランを考える場合、自身にマネージャー・管理職になれる要素はあるのか、現在の立ち位置はどこなのかを明確にしておきましょう。

③目標までに足りない要素を考える

目標を達成するために足りている要素・足りていない要素を把握することで、取り組まなければならないことが見えてきます。

営業経験が足りないのか、マネジメントスキルが足りないのかを把握するだけでも、不足している要素を補うための行動は大きく異なります。

目標達成に向けて、自身に不足している要素を補う行動を模索しましょう。

営業職でキャリアを伸ばしていくのに必要な力


営業職でキャリアを伸ばしていくためには、コミュニケーション能力の他にも様々な能力が必要になります。ここでは、営業職でキャリアを伸ばしていくのに必要な下記の力を解説します。

  • 課題発見能力
  • コミュニケーション能力
  • プレゼンテーション能力
  • 論理的思考力

課題発見能力

顧客が抱えている課題を発見することで、顧客が商品・サービスを購入する理由または購入しない理由を見つけることができます。

顧客との会話から潜在的な課題を発見し、解決に導く能力は営業に必要なスキルです。

普段の生活から、仮説を立て情報を収集し、課題を発見することを意識してみましょう。

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力を高めることで、顧客から信頼を得ることが可能です。

顧客の意見に同調するだけではコミュニケーションは成り立ちません。

営業職では顧客の考えを汲み取りながら、自分の意見を伝え、意思疎通を図ることが求められます。

マネジメント・管理職においても、上司や部下との意思疎通を円滑に行うためにコミュニケーション能力は必要です。

また、他業界への転職や独立の場合でも、顧客とうまく取引を行うために重要なスキルといえます。

プレゼンテーション能力

顧客のニーズに適した商品・サービスを提案するプレゼンテーション能力も必要です。

プレゼンテーション能力が乏しい場合、商品・サービスが優れていても顧客にその魅力が伝わりません。

プレゼンテーション能力はどの仕事においても必要な力といえます。特に、企画職において企画提案時に求められるスキルです。

論理的思考力

論理的思考力は周囲の人間を納得させるために必要です。

顧客に商品・サービスを提案する、管理職としてチームメンバーをまとめる、などといった場合に論理的思考力が求められます。

論理的思考力を身につけるためには、日常生活において感情的な思考と論理的な思考を分けて考えてみるとよいでしょう。

■会計知識

営業が論理的思考力を高めていくためには、数字に対しても強くなる必要があります。

顧客に対し論理的に説明するためには、数字やデータなどから客観的な情報を読み取り、言語化することが求められるからです。

数字に対して強くなるためには、会計知識を身につけるとよいでしょう。決算書を読み解く際などに必要になる会計知識は、論理的思考力を培う一助となります。

営業職のキャリアプランには具体的な目標を立てよう


営業職のキャリアプランは、マネージャー・管理職になる、他職種・他業界へ転職する、独立するなど、様々な選択肢があります。

キャリアプランを考える際には、具体的かつ達成できる目標を立てることが大切です。加えて、目標達成に向けて、現状を把握し、自身に足りない要素を列挙しましょう。

足りない要素を把握することで、補うために必要な行動を模索できるようになり、目標達成に近づきます。

具体的な目標を立て、適切なキャリアプランを選択するようにしましょう。

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