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マーケティング職へ未経験から転職できる?身につけたいスキルも紹介

マーケティング職とは、商品やサービスが売れる仕組みづくりを行う仕事です。自社の商品やサービスの知名度を上げ、売上や利益の向上につなげるための戦略を練り実行します。

最近はサイトやSNS運営などWebを活用したマーケティングに力を入れている企業も多く見られます。

未経験でも新たにマーケティング職への転職を希望している方もいるのではないでしょうか。

本記事では、未経験の人がマーケティング職に転職する際に、身につけておきたい知識や資格、転職のコツについて解説します。

マーケティング職とは


商品やサービスが売れる仕組みをつくる仕事がマーケティングです。「広告・宣伝」を担当する部署というイメージを持っている人は多いでしょう。

それだけでなく、消費者ニーズや市場のトレンドなどを幅広く把握するための「市場調査・分析」、分析結果を基にした「商品開発」、商品の販売戦略を練る「営業企画」もマーケティング職の仕事です。

Webマーケティング職の仕事内容

マーケティング職の中でも、最近多くの企業が活用しているのがWebマーケティングです。

Webマーケティングとは、SNSやWebサイト、ブログ、YouTubeなどの動画、Web広告など、インターネットを活用し自社の商品やサービスを広める手法です。

主な業務には次のようなものが挙げられます。

  • Webコンテンツの制作
  • SNS運用
  • データ分析
  • 広告管理

例えば、Webコンテンツ制作の場合、市場調査・分析を基にペルソナ(対象者)を設定し、商品販売の戦略を立て、ペルソナに向けた集客・接客施策を実施するのが主な仕事です。


未経験からマーケティング職への転職は難しい?


マーケティング職は業務の幅が広く専門性の高い仕事です。

キャリアに向けた求人情報は経験者向けの求人情報が多いため、「未経験者はマーケティング職への転職は難しい」と考えている人が多いのではないでしょうか。実際、経験者の方が優遇されやすい傾向はあります。

しかし、未経験者でも20代であれば転職できる可能性はあるでしょう。また、前職で営業やコンサルティングなど「データ分析」の経験がある人であれば、その経験を活かして働くこともできます。

Webマーケティングは未経験でも挑戦しやすい職種

マーケティング職の中でも、Webマーケティングは未経験者が挑戦しやすい職種です。20代の場合は、マーケティング職に対するポテンシャルがあれば、未経験でも採用されることが多いでしょう。

30代以上の場合は、前職の経験やキャリアを問われます。また、プライベートでSNSやブログの運用をしている人は、自身の経歴としてアピールできます。

 

未経験者のマーケティング職への転職のコツ


未経験者がマーケティング職へ転職する際には、応募企業のことをよく調べておきましょう。企業の求める人材を知って志望動機をアピールできるよう準備することが大切です。

30代以上の人はこれまでの経験やキャリアをマーケティング職の中でどう活用していくのか、説明できるようにしておきましょう。

マーケティングに欠かせない知識や能力を身につけておくことも大切です。

備えておきたい知識・能力を身につけておく

マーケティングの主な業務として次のものがあります。

  • 市場調査
  • 情報収集
  • データ分析
  • 仮説構築
  • 商品企画
  • 営業企画
  • 広告・宣伝

さまざまな業務があるため、幅広い知識や能力が求められます。中でも、市場調査やデータ分析は、マーケティング職として大切な業務です。

これらをこなすためには、具体的にどのような知識や能力を身につけておけばよいのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

■マーケティングの基礎知識

第一に、マーケティングの基礎を把握しておくことが大切です。

「誰に向けてどんな商品を作り、認知度をどのように上げて商品の売上を増やすのか」を考え、戦略を立てて実施していくのがマーケティングの仕事です。具体的には次のような流れになります。

順序 手順 詳細
1 情報収集 アンケートや取材、市場調査などを行う
2 分析 市場を分析しトレンドや消費者の潜在ニーズを把握する
3 ペルソナ設定 ターゲットとする顧客を明確にする
4 ポジション選定 商品の立場を明確にする
5 ベネフィットの決定 自社商品の価値を明らかにする
6 販売戦略 2~5を踏まえた販売戦略を立てる

販売後は再び情報収集や分析を行い、PDCAを回します。

■情報収集能力

マーケティングを行う上では、効率よく高品質な情報を手に入れる「情報収集能力」が必要になります。

インターネットのおかげで、簡単に多くの情報を収集できるようになりました。しかし、中には質の低い情報や誤情報もあるため注意が必要です。

広く集めるよりも情報源を絞ったほうが質の高い情報を得られることもあります。目的によっては、アンケートやインタビューなどのフィールドワークを取り入れつつ、スピーディーに必要な情報を収集できる能力を身につけましょう。


■仮説構築能力

情報を分析した後は、仮説構築が必要になります。仮説を単なる「思い付き」だと考えていると、仮説自体の精度が下がるため注意しましょう。

効率よく精度の高い仮説を立てるためには、情報の分析力に加えて、ロジカルシンキング(論理的思考力)が欠かせません。

仮説を導き出すには、結果を見て原因を推測する「アブダクション」が役立ちます。また、「ロジックツリー」などのフレームワークも仮説構築に活用できます。

因果関係を正確に捉え、根拠のある仮説を立てる能力を身につけましょう。


■コミュニケーション能力

マーケティング業務では、社内外の多くの人とコミュニケーションを取らなければなりません。

具体的には、広告・宣伝時のマスコミ対応、商品企画時の商品部とのやりとり、営業企画時の営業部とのやりとりなど様々です。また、アンケートやインタビューなど、情報収集の際は直接消費者と話をする機会もあります。

信頼関係を築く、他者の考えを引き出す、チームをまとめる、正確に情報を伝える、相手を説得するなどの、高いコミュニケーション能力が求められます。


役立つ資格を取得する

未経験者がマーケティング職に就くためには、役立つ資格を取得するのも有効な方法です。資格を取得すると面接の際にアピールでき、他の応募者との差別化が図れます。

加えて、実際に仕事を行う際も資格取得の際に身につけた知識やスキルが役立ちます。

ここでは、マーケティング職で役立つ資格を三つ紹介します。

■マーケティング・ビジネス実務検定

マーケティング・ビジネス実務検定は、国際実務マーケティング協会が主催する民間の検定試験です。

マーケティング理論をはじめ、実務で役立つ知識や時事情報、事例などを習得できます。A~C級の三つの級に分かれており、難易度の目安は次の通りです。

レベル
C級 マーケティング部門の定型業務担当者レベル
B級 マーケティング部門の業務運営者レベル
A級 マーケティング部門の責任者レベル


受験資格はなく、国籍・年齢・実務経験などを問わず、誰でもどの級からでも受験可能です。なお、公式から合格率は公表されていません。

参照:国際実務マーケティング協会「マーケティング・ビジネス実務検定®とは?」

■ウェブ解析士

ウェブ解析士は、一般社団法人ウェブ解析士協会が運営する民間資格です。取得すると、アクセス解析をはじめとしたWeb解析やデータ分析のスキルが身につきます。

Webマーケティング職に就きたいと考えているがWebについての知識がない、アクセス解析方法について体系的に学びたいと考えている人におすすめの資格です。

カリキュラムは公式テキストで学習できます。また、任意で有料の認定講座を受講することも可能です。

Web業界未経験者の場合、学習時間の目安は40~60時間となります。2023年3月の合格率は95%でした。

参照:一般社団法人ウェブ解析士協会「ウェブ解析士とは」

■USCPA(米国公認会計士)

USCPAはアメリカの各州が認定する公認会計士資格です。日本をはじめ世界の様々な国で受験できます。

カナダやオーストラリアなど相互承認協定を結んでいる国であれば、研修を受けることで現地の会計士と同様の仕事ができるため、グローバルに働きたい人におすすめの資格です。

マーケティングの成功には、特定の業界や市場に関する深い理解が重要です。USCPA資格を取得すると会計・財務分野の理解が深まるため、企業運営や財務状況を読み取った上での戦略立案が可能になります。

より深い視点でマーケティングを行いたい人や海外企業の財務諸表分析を行いたいと考えている人にとっても役立つ資格です。

USCPAについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

関連記事:アビタス「USCPAとは?魅力や取得後のキャリア・難易度・試験内容を詳しく解説」

■USCPA米国公認会計士)を取得するならアビタスで!

国際資格の専門校であるアビタスでは、USCPA(米国公認会計士)をはじめとして、数多くの役立つ資格やスキルを提供しています。

特に、USCPAに関しては、講座を開講して以来6,000人以上の合格者を輩出しています。日本在住合格者の約3人に2人はアビタス卒業生です。

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未経験からマーケティング職を目指すならスキルを身につけよう


「商品やサービスが売れる仕組み」をつくるのがマーケティング職の仕事です。企業にとって重要な業務であるマーケティング職への転職を希望している人は多いでしょう。中でも、Webマーケティング職は需要が高い傾向です。

未経験者がマーケティング職を目指すには、スキルや知識が必要です。前職での経験はもちろん、ブログやSNS運用など、プライベートで役立つスキルを身につけている場合は、応募時にアピールすることが大切です。業務に役立つ資格の取得を検討してみてもよいでしょう。

未経験からマーケティング職を目指すのに役立つスキルを身につけるなら、
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未経験からマーケティング職を目指すのにはスキルや資格が役に立つでしょう。

特に会計知識を身につけることで、分析力が養われるだけでなく、マーケティング職での販売戦略の策定の一助となります。

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